越後傘ぼこ について
１ 傘ぼこ
| 京都祇園祭は、貞観１１年（８６９）京の都に疫病が流行した際に、疫病退散を祈り、ほこを６６本立てて祇園の神を迎えたことに始まりました。 今も京都に残る「綾傘鉾」または「四条傘鉾」がルーツではないかと考えられています。 鉾（人形）は一種の神の依り代。傘内に悪霊を取り込むと言われています。 人形と傘を合わせて、「傘ぼこ」と呼んでいます。 |
２ 越後傘ぼこ行列
| 曽根神社秋季大祭の時に、屋台や神輿とともに行列するものです。 その歴史は古く、江戸時代、富裕な地主や庄屋が、家の繁栄を祈るとともに豊かさを誇示するため、神輿渡御に供奉（ぐぶ）したのが始まりと言われています。 |
３ 傘ぼこ関連これまでの取り組み
| ⅰ 西川商工会独自の活動が発端 塩沢まつりに「西川商工会傘ぼこ」が参加したのが、傘ぼこ企画の始まりです。 ⅱ 傘ぼこサミット・イン・ニイガタ 平成２３年８月５日・６日において、県内に存在する傘ぼこが新潟市に集結しました。 ①記念講演会の実施（講師：佛教大学教授 八木 透 氏） ②サミット宣言 ③新潟まつり「キラキラパレード」において、４２基の大行列 ⅲ 越後傘ぼこ杯田んぼサッカー２０１１・・・コミュニティ協議会の独自企画へ波及しました。 平成２３年１１月６日（日）１４チーム１１０名の参加がありました。 Ⅳ 越後西川傘ぼこマラソン２０１２ 平成２４年３月１８日（日）６１６人が参加した10km・2kmのマラソン大会 地域市民スタッフ２６２名の協力体制を築きました。 Ⅴ 傘ぼこの活用について『まちづくり講座』を開催 平成２４年２月１２日（日）地域市民３０名によるワークショップを実施しました。 「傘鉾通」の呼称や「ゆるキャラ」を実現するなどの成果を生み出しました。 西川まちなかサロンに「越後にしかわもりあげ隊」が誕生。 市民の手によるワークショップが今も続いています。 Ⅵ 新潟市キャラクター笹団五郎＆花野古町  「マンガ・アニメのまち にいがた」を西蒲区からもアピールしていきます。 |
４ 曽根小学校傘ぼこクラブ（指導者 入沢輝夫さん）
| 曽根小児童による毎月２回のクラブ活動では、傘ぼこに載せる人形作りに励んでいます。 この夏休み期間８月にも３回登校し、今年の西川まつり用に仕上げ作業を行いました。 |
５ 傘ぼこ関連商品の開発
| 傘ぼこせんべい、傘ぼこ餅、越後傘ぼこＴシャツやグッズ、大吟醸酒「傘鉾伝来」などが販売されました。 |